念珠(2)

2009年8月13日

珠数の使い方を教えて下さい。
A 珠数の使い方は、大体四通りあるとされます。
第一に、念仏の数を数えること。念仏の回数が増してくると、何回したか分からなくなるので、珠数で記すわけです。
第二に、珠数を磨りならすこと。これは、かつて、僧侶が儀式の合図として使った信号です。御利益がとやかくいわれますが、全く関係ありません。
第三に、珠数をつまぐり回すこと。これは、珠数を回しながらリズムを取るためだとされています。
第四に、ただかけること。これについては、次回説明します。

四つの用法で、どれが正しいのですか。
A 昔は、第三の用法がよく用いられていました。本山の親鸞聖人のお木像(御真影)は、珠数をつまぐり回している姿になっています。
現在は、第四のただかける用法に統一されています。

二連になっている珠数もただかけるだけでいいのでしょうか。
A 二連になっている珠数は、もとは、一連の珠数をふたつ持ったことから発しています。つまり、一連で、念仏申して、残る一連で、数を数えたとされます。その後、この二つを組み合わせて、長い一連を二重にして使うようになったということです。
真宗では、念仏を数えることはしませんから、二連のものを持っても、ただかけるだけでいいことになります。

カテゴリー:真宗ものしり辞典 | 順慶寺@3:41 AM